街が少しずつ騒がしくなってきた。
喧騒が帰ってくることを待ち望んでいた人にはいいかもしれない。
だけど、コロナ災禍で世界は一変した。
誰も、世界が変わることを容易にできなかった中、
コロナ災禍はあまりにも簡単にやってのけた。
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新しい時代には新たな生き方が必要とされる。
環境が生活圏にとって要だから。
細心、注意をしましょ。
一年ほど前にハンブルクで撮った俳優の尚玄。
彼の物語をたくさん聞かせてもらった。
あの時の今は、あの時だけ。
今の今は、今だけ。
会わなかった間に、
彼はフィリピンで「義足のボクサー（仮題）」という映画で主演を務めた。
フィリピンの巨匠ブリランテ・メンドーサ監督のもと撮影に及んだ。
物語に溢れる撮影だったろうな。
また話を聞きたい。
人を撮るときにその人の今を撮るのならば、
過去を知らずに撮ることは難しい。
そしてこの先どこへ行きたいかを少しでも知ること。
誰にとっても人生は見てくれだけじゃない。
Bei Rote Flora Sternschanze Hamburg 2019
