「北方の真珠」と呼ばれる街−Hamburg。
2013年2月にこの街に引っ越してから7年の月日が過ぎた。
2002年ドイツを100都市周るんだ!と留学の時に掲げて旅歩いた時に、
宿を取りたいとホステルに電話して、ひどく失礼な対応をされたこともあって、
急遽旅程を変更して、Lübeckへ滞在したのは忘れない面白い瞬間。
当時、Hamburgは縁がないんだと思っていたので、
旅の目標の結果ドイツ114都市周った中には含まれておらず、
また、その後2度ほどドイツへ行ったものだが行く機会は逃していた。
それが30歳のときに突如縁がつながったので嬉しかった思い出がある。
時間が経つのは、振り返ったときに早さを感じるものだが、
早さだけを感じて、それで終わりにはならず、
いろいろを、一通り、瞬時に巡回する感覚があって、
自分とドイツとの縁のはじまりなんかも付いてくるから、
7年早かったけども、不思議な感慨の方が多いし、深い。
「あれ、やっぱり帰りたいのかしら?」
7年居続けると、ちょっとした帰巣本能みたいなのが働くのかしら。
この数年は200日以上旅するようになり、
時には、ぎりぎりの時間の中、とんでもない移動をしていたこともあった。
羽田出発で帰国の日。
6時間前まで京都の二条城で撮影して、新幹線に飛び乗って空港へ。
なんとか間に合って帰路に着き、お家へ帰った時でも、それほど帰ってきたなんて大仰に思うことはなかった。
おそらく旅が順調に行くことが一番の平安だからかもしれない。
途上、出会いと別れが多くて、ひとしお、心にくるものがあるけれど、
再会を強く願って、実現すればいいだけだ。
そう言った意味では今回初めて旅の予定が狂わされているわけだ。
ただし、全世界の人に影響あるほどのことによってではあるが・・・
GENIESS DEIN LEBEN(ゲニース・ダイン・レーベン):お前の人生を楽しめ!
与えられた環境の中で、自由に、守るべき命、健康を大切に、楽しんでいきましょう。
人生なんて、仮の宿り。命は意外とあっけない!
とまぁ、徒然に、赤裸々に、書いたりもいいのかしらんと思いつつ・・・